2014年10月17日金曜日

赤外線リモコンを受ける その1

赤外線リモコンは、TVやエアコンをはじめ多くの家電製品で使われています。ここでは赤外線リモコンがどのような仕組みで動作しているかを調べ、GR-KURUMIで赤外線リモコンの信号を受信するプログラムを作ってみましょう。

簡単な赤外線リモコンを入手しましたので、赤外線リモコンのLED部分の信号をオシロスコープで見てみましょう。


さて、LEDの発光パターンをオシロスコープで取って見ました。

0V付近で波うっている信号はノイズ信号です。1V付近で、約70ミリ秒の区間にLEDが点滅を繰り返しているのがリモコンの送信データです。

これをGR-SAKURAに取付けた赤外線受信モジュール(VISHAY 1838T)の出力信号をオシロスコープで取って見ました。


赤外線受信モジュール(VISHAY 1838T)は、0V付近のノイズやLED発光時の搬送波(LEDのバースト状のオン・オフ発光)をきれいに除去して、0Vと5Vのオン・オフパターンにしてGR-KURUMIの入力ピン(3
番ピン)に送り込んでいるのが分るでしょうか?

GR-KURUMIの3番ピンは、外部割込み機能があります。3番ピンの入力信号がHIGH → LOW に変化するタイミングで外部割込みが働くようにするようにします。



これは、下記左端のフォトダイオードで受信した赤外線信号をAGC (Automatic Gain Control)で増幅してBand Passフィルターでノイズを除去し、搬送波をDemodulatorで0V・5Vのオン・オフパターンにしてOUTピンより出力します。



0 件のコメント:

コメントを投稿